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エコロジーという洗脳 地球温暖化サギ・エコ利権を暴く[12の真論]エコロジーという洗脳 地球温暖化サギ・エコ利権を暴く[12の真論]

副島 隆彦,SNSI副島国家戦略研究所, 発売日:2008/10/21
9 人中、8 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
あの宇沢弘文教授が「天に唾する行為」と喝破した排出権取引は、やはり新たな金儲けの手段であった。 2008/12/21
地球温暖化防止策などと言うキレイごとなどではなく、排出権取引は単なる新手の金儲けの手段に過ぎないことが、本書を読むとよくわかる。
「地球温暖化」問題から出発してその犯人とされるCO2のみを取り上げ、その排出権なるものを売買の対象として取引の対象つまり新たな金儲けの対象とするという仕組みをどのように築き上げてきたのかということを、豊富な証拠とともに説明している。

 排出権取引とは、排出可能な量を人為的に操作すれば、価格が面白いように動くものであり、結局、取引の胴元だけが儲かる仕組みと言うのがその本質でしょう。
15 人中、10 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
対立論争の重要性 2008/10/27

本当に環境を考えるならば、金融工学の意のままになってはいけない。
環境問題に必要なのは、倫理学と哲学なのです。
根底にくるべき倫理観や哲学がぬけた金融工学がもたらす結果は同じではないだろうか。

世界の知られざる場所にいる未開の人々は、まさか空気がお金でやりとりされているとは思っているはずもない。
まだ、彼らが「CO2が私たちの生活に迷惑だ!」と言ってきたわけでもない。
地球環境の真実はだれにも分からない。

紙切れ1枚の証書を手にするより大切なことがある。
個人消費者の純粋なボランティア精神をつぶすことはないようなシステムであるべきだ。
(ネタとして楽しむ人は別として)
人間として、非常に大切な崇高な精神だから。

対立する議論と世界があることを相対的に学んだ上で、環境活動することを薦めます。
29 人中、12 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
21世紀洗脳戦争 2008/10/25
エコライフを応援。
キッチンからのエコライフ。二酸化炭素の排出量を減らす家庭を応援! 家庭の電気、ガス、水道の使用量の削減分をポイント化し、地元の商店街などで買い物ができるようにします。
マイバック持参にもポイント還元。マイバックの持参や省エネ家電の購入など、地球温暖化防止に役立つ行動にポイントを付与し、貯まったポイントで商品や電子マネーなどと交換ができる仕組みをつくります。
実現しました!
公明党の‘エコ’実績 「ごみゼロ」へ循環型社会基本法を制定→大量生産・大量消費・大量廃棄の社会から、ごみゼロ(循環型)社会へと転換する「循環型社会形成推進基本法」を、公明党の独自法案をベースに制定しました。
「クールアース・デー」を創設→七夕の夜に消灯して星空を見上げ、環境問題への意識を高めようと、「7月7日」をクールアース・デーに制定。今年は全国で7万施設以上が参加しました。
「ダイオキシン類」排出量を9割削減→ごみ焼却施設などから排出される発がん性の高い猛毒「ダイオキシン類」対策では、特別措置法を制定し規制を強化、排出量9割削減を達成しました。

以上が公明党=創価学会のエコロジーという洗脳。
世界の最高支配層たちの批判はできても、日本の最高支配層たち(朝鮮人)の批判はできない。何故ならリアルに殺されてしまうから・・・
33 人中、28 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
鋭い、鋭い、笑える。 2008/10/25
『連鎖する大暴落』と『恐慌前夜』で書きたいことを書いて、当てまくり、世の中を

ブルブル震え上がらせた副島先生。

さて今度はどこで大声をあげるのかと思いきや、何と環境問題に進軍してきました。

環境問題は社会費用の問題でもあるので、経済学者が環境問題を語るのは、当然かとも

思いますが、今までの経済学者の切り口は、あまりにも社会の本当の仕組みを見ず、

算数だけで環境問題を語ってきたように思います。

副島先生以外に、SNSIのメンバー11人が寄稿しています。出来不出来もありますが、

やはり、副島先生が一番のようです。以下、副島先生の鋭い指摘を2点と笑える指摘を1点。

(1)排出権取引はサブプライム問題と同じ金融工学に基づくものであり誤っている。

(2)排出権取引とは実は排出税そのものである。

(3)こんなにいじめられて二酸化炭素がかわいそうだ。
25 人中、22 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
排出権取引は金儲けの手段に過ぎなかった 2008/10/25
「地球温暖化」から出発してその犯人とされるCO2のみを取り上げ、その排出権なるものを売買の対象として取引の対象つまり金儲けの対象とするという仕組みをどのように築き上げてきたのかということを、豊富な証拠とともに説明される。
実によくわかる。
環境問題といえば何が原因で誰が加害者で誰が被害者かということが特定されないままになんとなく話が進んでいるのだが、その理由もよくわかった。
環境がよくなる悪くなるなどということとはまったく関係ないのである。われわれはだまされてはいけない。
環境問題にかこつけて、CO2なる気体の取引の仕組みをどうやって作っていくかということが重要なのであって、本音を言ってしまえば、CO2が温暖化に関係するかどうかさえどうでもいいのである。人々にその仕組みさえ受け入れさせてしまえば、後はどうなろうが金儲けのみ。
まじめに環境問題の虚像について研究し、語っておられる方々が哀れに思えます。
詳細は本書で。おすすめです。
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正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために

赤祖父 俊一, 発売日:2008/06
13 人中、11 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
きちんとした学者による、きちんとした温暖化自然現象論 2008/10/02
「地球温暖化の原因は人類起源のCO2ではない」論をいくつか読んでるのだが、今回は赤祖父先生。地球電磁気学の先達でオーロラの専門家。アラスカ大学国際北極圏研究センターの所長を務めていたので、極地気候についても専門家に近い知識をお持ちの方だ。

本書の主張を要約すれば、「近年の温暖化は19世紀から続いているものである。人類起源のCO2が目立って増加するのは20世紀半ば以降であるから、関連は認められない。」というものだ。論拠もしっかり挙げてあるし、IPCC側の背景もしっかり批判していて、かなり説得的。お年寄り(77歳)の世迷い事とは決して言えないでしょう、これは。

著者が頭に来た反論というのがあって、「コンピュータシミュレーションで小氷期が再現できないので、そんなものはなかった」と言われたことがあったとか。17世紀にはテムズ川が凍るのが常態であったとか、日本でも天明の飢饉があったなど、寒冷期であることは明白なのに、全世界的な気温データがないと認めないと言ってしまう人の出るのは、最近の学会の雰囲気からして本当かもしれないと思わなくもない。

全体として、繰り返しが多いとか、日本語としてこなれていない言い回しが散見されるとか、小氷期で定着している Little Ice Age を小氷河期と書かれているとか、気になるところはあったが(アラスカ暮らしが長いので仕方ないでしょう。編集者の責任だよなあ)しっかり書かれた「反温暖化論」として重要な本だ。
28 人中、24 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
あらゆる読者に推薦します 2008/07/26
レビュアはあるきっかけから炭酸ガスによる温暖化説は政治的なプロパガンダに過ぎないのではと思うようになって久しい。昨今の報道の加熱を苦々しく思ってきた技術屋の一人です。最近ようやく国内でも矢沢潔、渡辺正、伊藤公紀、養老らの著作が出てくるようになりました。しかし彼らの本は、基本的にプロパガンダや報道のデタラメを批判するに終始しているために、説得力にどうしても限界を感じます。その点本著は、著者の結論を堂々と表明している。すなわちあまたの信頼にたる根拠から、小氷河期が存在しその回復過程として、人間活動とは異なる自然な温暖化が1800年頃から続いていることを明確にし、そこから現在の温暖化の少なくとも6分の5が自然現象であると鮮やかに示しています。これはおそらく著者の北極研究の経験と知識、特にそれを通じて幅広い気候研究の成果を知る立場にあること、さらには何よりも複雑な自然現象の超一流の研究者であることが寄与している。IPCCのコンピュータシミュレーション中心の方法論への批判には、著者の自然科学者としての良識が如実に現れて胸のすく思いがする。すべての国民、とりわけ政治家、官僚、経営者、研究者、マスコミは本著によって速やかに目を覚まし、まず国民の加熱を冷まし、本当になすべき本来のエネルギーや食料の問題に集中して欲しい。日本の将来を救いうる名著である。ただ唯一の欠点は、著者が認めているが繰り返しが多きこと。おそらくやむなき事情であろう。同じ著者の北極のサイエンスも面白いが、これも繰り返しが多い。
21 人中、18 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
北極圏研究の世界的権威が異なる観点を提示―「贅沢な危機」としての地球温暖化問題 2008/07/24

 先ず、2000年から07年まで、アラスカ大学国際北極圏研究センター所長を務めていた赤祖父俊一博士が著した本書の趣意を簡明直截に述べると、以下のとおりとなる。

 現在進行中の温暖化の大部分(約6分の5)は地球の自然変動であり、人間活動により放出された炭酸ガスの温室効果によるのはわずか約6分の1程度である可能性が高いということである。すなわち、現在進行している温暖化の6分の5は、「小氷河期」という比較的寒かった期間(1400〜1800年)から地球が回復中のためである(本書p.12)。

 上述の「6分の1」という割合だが、〈0.6℃−0.5℃=0.1℃〉という算式で理解願うこととし、詳しくは本書を熟読いただきたい。ただ一点、何より大事なポイントは、「温暖化は1800年前後から現在まで連続的に進行〔直線的に気温が上昇−引用者〕」(p.13)しており、130カ国2500人の専門家を動員したIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は「彼らの政治目的のため、小氷河期を軽視または無視した」(同)ことにある(典型なのが「ホッケースティック曲線」)。

 従って、IPCCは「小氷河期、自然変動を同定し、その部分を現在進行中の温暖化から差し引くという基本的な学問のステップを踏むべき」(p.14)であり、「温暖化問題はまだ進歩中の学問的問題であって、政治問題にまで持って行くべきではない」(p.52)とする、赤祖父博士の言々句々は重たい。博士は、気候学者ではないが、大気中の炭酸ガスの年変化が一番激しく、地球上で気候変動が最も顕著な北極圏の研究に関する第一人者である。

 いずれにしても、「IPCCは炭酸ガスによる温室効果を過大評価」(p.168)しており、博士が説述するように「温暖化の原因を冷静に突き止め、自然変動であればそれに順応、適応していかなければならない」(同)だろう。そして、「炭酸ガスの温室効果による温暖化は、世界にとっても、日本にとっても最重要、最緊急課題ではない。地球温暖化が本当の危機であるならこれは《贅沢な危機》である」(p.171)のだ。私たちの前には、「贅沢な危機」より先に、対処すべき課題が山積している。
34 人中、6 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
地球温暖化は自然変動か、二酸化炭素によるものか 2008/07/12
 IPCCの報告書によると「観測された気温上昇の大部分は人類活動による温室効果ガスによる可能性が極めて高い」すなわち「石油・石炭などの化石燃料の燃焼による二酸化炭素の増加が地球温暖化の原因」としている。この報告に基づいて、先日の洞爺湖サミットなどでも「地球温暖化対策」が主要議題とされていたのだが結局何が決まったのかよく分からない状況である。
 著者は「地球温暖化は1400年〜1800年ころの小氷河期からの回復過程」であり自然変動であると主張している。だから、二酸化炭素の増加を止めても温暖化は 防げないと考えている。
 どちらが正しいのか、素人の私たちには分からないが、どちらにしても地球温暖化の進行を止めることは難しいようである。ならば、私たちはどのような生活防衛をしなければならないのか。人類は一度手にした快適さを手放すことは困難である。二酸化炭素を2050年までに半減させることは、生活レベル、経済活動を落とせと言うことに他ならない。炭素税の導入、排出権取引などの政治手法が検討されているが、マネーゲームに翻弄されるのみである。エネルギー消費を抑制しながら生活レベルを確保する道は、新エネルギーの普及と省エネ技術の開発しか道はないのである。日本の産業界の省エネ技術は世界に冠たるものがある。この技術力をさらに磨いて、世界に広めていくことこそ日本の取るべき道である。日本はエネルギー資源、食糧自給率などでアキレス腱を持っている。国際紛争になれば、ひとたまりもないことを自覚すべきである。
38 人中、34 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
分かりやすい! 「アンチ-二酸化炭素犯人説」のバイブル 2008/07/09
 北極圏研究で著名な赤祖父俊一先生が地球温暖化についての解説本を出したというので、一も二もなく購入した。地球温暖化の二酸化炭素犯人説は今や「既定の事実」となった感がある。しかし、これが文字通り単なる「説」であり、政治的な理由とマスコミのセンセーショナリズムによって喧伝されてしまったことが分かりやすく解かれている。あんまり分かりやすいので痛快ですらある。(誤解を招かないように附記するが、本書でも地球温暖化が進行中であることを否定していない。ただ、その原因の多くを二酸化炭素に帰している現状に対して反論しているのである。)

 私は有機化学の専門家であり、日々、小さなフラスコ中の化学反応を眺めて暮らしている。フラスコの中のように極度に単純化された場合ですら、微妙な温度の違いや微量不純物の存在で全く違った結果になることは日常茶飯事である。気象現象のようにフラスコ中より遙かに複雑な因子が絡み合ったシステムでは、予測が極端に難しくなることは明らかであろう。本書では現在の「二酸化炭素犯人説」が非常に単純化したモデルで解析を行っていること、またそれが誤りであり、それを鵜呑みにすることがたいへん危険であることを多角的に検証している。

 昨夜も二酸化炭素犯人説を取り上げ未来を憂えていたニュース番組の某メインキャスターはじめ、暴走中のマスコミ関係者に読ませたい本である。危機感を煽れば視聴率は稼げるし、正義の味方として好感度は上がるだろう。しかし、ここを誤ると「所沢ダイオキシン訴訟」どころの騒ぎではなくなる・・・ 
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排出権取引とは何か (PHPビジネス新書)排出権取引とは何か (PHPビジネス新書)

北村 慶, 発売日:2008/06/19
「排出権」初心者にはもってこいの入門書 2008/12/15
京都議定書だ、チームマイナス6%だ、カーボンオフセットだ、と言葉言葉は耳にしているものの、どうも敬遠気味だった環境対策系の話題…。仕事で少しカラミが始まり、勉強のために買った本がこれでした。
私のような初心者(?)にとっては大変分かりやすく参考になった入門書でした。タイトルこそ「排出権」に限定的な内容を思わせますが、97年の京都議定書(もっというと92年の気候変動枠組条約)からの歴史を振り返っているので、現状の問題点を知るための背景まで理解できます。それにしても、国連・EU・民間などによって別ものの「排出権」があることを初めて知りました。また、確定していない「先渡し取引」が横行し(といってもルール違反ではないのですが)本当の意味での温暖化対策になっているのか?と首を傾げてしまう現状がよく分かります。
著者の経歴をみると、いわゆる環境分野の専門家ではないようですが、そのことで却って、冷静かつ幅広い視点で論点をまとめているように感じました。
これから類書も読んでいくと思いますが、入門書としてはイメージどおりの一冊でした。
排出権取引において日本は大損している 2008/10/24
「京都議定書は人類にとって大きな意義がある。しかし、同時に問題点もとても多い」ことを学べる一冊。

とりわけ、「大金を投資する日本」と対照的に「排出権取引」が中国やロシアにおいて、金を運んでくれる「棚からボタ餅」状態になっている点は、非常にがっかりする。

中国の現地労働者のやりとり(P.99)

「ああ、この連中は日本人だな」
「ああ、また変なものを買いに来たんだな」
「いいじゃないか、何でも売れるものは、売ればいい」
「そうだな、それで俺たちの給料が増えれば、構わないな」
「しかし・・・・・・。なんで、日本人はあんな煙なんかに大金を支払うんだ?」

これが、途上国の人たちの本音だと思うと、やるせなくなる・・・。

枠組みができたばかりで、進む方向を決めるのが難しい制度ですが、今のままではだめだ、という事を学べる一冊。
3 人中、3 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
二酸化炭素を吐き出して、あの国が排出権を売ってるよ 2008/08/25
京都議定書に基づく排出権取引について、その枠組みを平易に説明するとともに、
その問題点を多数指摘している。

(1)京都議定書がEUに圧倒的有利な内容になっていること。
   ・EUについては、削減義務が(国別ではなく)EU全体にのみ課せられている。
   ・基準年がベルリンの壁が崩れた直後の1990年となっており、エネルギー効率の
    低い東欧諸国が加えれば、削減目標は簡単に達成できる。
 
(2)地球を汚す権利の取引の売買が認められたこと。 
   ・現在、排出権の最大の買い手はイギリスであり投機目的であることは明らか。
   ・排出権の先渡し契約には数多くのリスクがある。

(3)世界最大のCO2排出大国である中国が、最大の排出権の売り手であること。
   ・CDM(クリーン・ディベロプメント・メカニズム)等のODAで得た排出権を
    売却することにより、中国は世界の排出権輸出量の49%を占めている。
    なお、中国産の排出権は他国より安いとのこと。(笑)
    =>日本は中国にODAをさせて頂き、その排出権を買わせて頂くとうという
      奇妙な構造ができている。嗚呼。

その他にも、多くの問題点の指摘あり。
厳しい問題意識を持って読めば、良著であることが必ずおわかり頂けると思います。
1 人中、1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
最低2回は読んでね 2008/07/31
この著者の著書を読むのはこれで3冊目。

非常にわかりやすく丁寧に書いてくれているというのは、これまで読んだ著書からわかっていました。また、いろいろな文献で下調べされているようで、多角的な分析がなされているのも好印象でした。

ただ、この排出権取引というのはやはりかなり難しいです。なんの興味もなく読んでもチンプンカンプンという方もいるのではないかと思います。最大限読みやすく書いてくれているのですが、それでも1回読んだだけでは読後感がなんだかしっくりきません。

その原因はやたらと似たような用語がでてきて概念を把握しにくいことと、やたらとアルファベット3文字の略語がでてくるためです。

だいたいこの本のタイトルは『排出権取引とは何か』ですが、一般的な用語は「排出権取引」ではなく排出「量」取引です。排出権やら排出量やら排出枠やら似たような用語がでてきて、これらが同じものかそうではないのか整理しながら読まないとモヤモヤが増幅されます。
また、排出権のことを「京都クレジット」と呼ぶなど、「おい、またかよ」という感じなのです。

あまりに内容が理解しにくかったため(これは著者のせいではなくこの分野がまだ発展途上だからだと思われる)、私は2回読みました。しかも、2度目はノートに書いて整理しながら読みました。
3 人中、3 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
排出権取引は進めてよいものです。 2008/07/08
排出権取引というのは、マユツバだなあと思っていました。

しかし、確かにいろいろ怪しい感じのするものであるし、不公正もあって始まっている制度であるけれど、それでも、人類の汚点になるようなものではないこと、推進していってよいものであることがわかってきました。

この本のよい点は、排出権取引制度のもつ不公正なところ、形のないものである怪しげなものであるところについてもきちんと記述されていることです。
また、さらによいのは、できてない点があってもなお、この制度が人類環境にとってよい影響を与える制度となりうることをと考える志しをもって書かれていることです。

排出権制度は、60点、もしかしたら40点くらいの制度かもしれない、壮大な実験となるかもしれない制度なのでしょう。
また、排出権も選ばないと、無形の価値創造を起こし、バブルをもたらす可能性もある制度であると考えられます。
だけれども、乗ってみる価値のある制度であると、今はそのように考えるのです。

排出権については、怪しいものも含まれており、正しい知識をもつ必要があります。
排出権の怪しさを知りたいという方も含め、ぜひ多くの方にこの本を手にとって頂きたいものです。
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オルタナ 2008年4月号[雑誌]オルタナ 2008年4月号[雑誌]

発売日:2008/03/31

「温暖化」がカネになる「温暖化」がカネになる

北村 慶, 発売日:2007/09/15
金融にも環境にも関心のある人にはお薦めの入門書 2008/12/10
本書の内容については、他の書評を参考にされたらいいと思います。
北村氏の本はタイトルがわざと挑発的なものが多いので読んだことが
なかったのですが、「環境と金融」に関心があるので読みました。

非常に優れた解説書です。排出権取引については、新聞記事でも
山のように報道されていますが、その本質的な部分をこれだけ
こなれた形でやさしくかつ判り易く解説できる著者の力量と視野の広さに感心しました。

帯にある「世界経済のルールが変わりつつあることに、気づいていますか?」
との問いかけに、自信を持って答えられない人は、まずは本書を手に取るべきです。
タイトルは驚かせるが、中身は正統派 2008/08/20
センセーショナルなタイトルづけとは違い、中身はまじめで濃くて読みやすい本でした。
「温暖化」がカネになるのは「温室効果ガス排出権」の売買ができるから。著者は温暖化の実態をIPCCの報告書とスターン・レビューの資料で説明し、京都議定書に盛り込まれた「京都クレジット」(排出権)の現実的政策的な意図とそのからくりを分析してくれています。素人にもその概念と問題点が簡明に把握できる書き方でした。
排出権取引を金儲けと結びつける汚らしさ意識や善意に頼るという発想を著者は非合理的とみなし、「人々の欲望を刺激し、その結果として地球環境が守られる仕組み」として、排出権取引の大々的導入を支持しています。欧米の発想や行動と対比し、排出権取引市場について、日本の対応の遅れを著者は指摘しています。この点、納得です。
第3章で著者は「環境マクロ経済学」の視点を重視し、著者自身の新しい経済学仮説へと展開しています。ここで副題の意味が良く理解できます。よく地球環境保護と言うのに対し、「地球と(そこでしか生きられない)人類を救え」が適切妥当だという著者の言に、目から鱗の思いです。
「新しい経済学」とはどうあるべきか? 2008/05/06
地球温暖化が進展している中で、
人類が直面している難問の一つは、

どのようにしたら、この問題を解決できるのか、
解決できるとすれば、どのような方法があるのかということです。

簡略にいえば、現状分析のフレームワークと
それに基づく実践的な方法が必要とされています。

著者が例証しているように、フレームワークとしては、
地球という有限な生存圏の限界を、

 1 ハーマン・E・デイリー  環境マクロ経済学
 2 ジョージェスク=レーゲン エントロピーの法則

といった学説を援用して、
経済活動と排出権の問題を鋭くとらえます。

そして、対策としては、やはり「排出権」をビジネス化することで、
世界的な温暖化対策に努めることが示されております。


また、それにとどまらず、「新しい経済学」を唱えていて、
著者の視点が奈辺にあるかも確かめることができます。

そこで主張されている内容には、意見が分かれるかもしれませんが、

 1 経済活動の目的 所得から資源へ
 2 税制の変換   所得税・消費税から資源使用料へ
 3 社会構造の変換 グローバル化から地域主義へ

といった提言は、これからの経済活動を考えるうえでも、
たたき台としての役割を果たすのではないか、私はそう読みました。


最後の「新しい経済学」の哲学的な裏付けがいまいち希薄なので、
星は「★★★★」とさせていただきます。

人間概念の哲学的な基礎付けで補強されるならば、
相当に面白い経済哲学になるのでは?
8 人中、3 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
そのうち、人口増加権の売買というのも出てくるんじゃないの(p.236参照) 2008/01/22
 時には、著者の北村さんのような視点で、○○問題というような主題についていくつもの情報を得、事実に基づく知識によって、「善悪」および「重要であるか」の判断を導くことを意識的に行うことは大切なことである。そのような基本を教示いただいた。本書は二酸化炭素の売買に至った経緯とアル・ゴアさん出演の『不都合な真実』に現れる文化の違いについても触れている。
 1997年の京都議定書(Kyoto Protocolというらしい)採択前後の地球温暖化対策に対する世界的な取り組みの潮流と、京都メカニズム(p.63)と呼ばれる規程の生み出すカネのやりとりの背景や特徴について詳論する。これまでの、感覚的に地球を守らないと人類が危ないという意見は、特に根拠を示しているわけでもない者にとって勉強になった点、多々である。

 問題意識は多い。しかし、連鎖している。排出権取引が行われるようになぜなったのか。アメリカとオーストラリアはなぜ議定書から離脱したのか。発展途上国、とりわけ中国、インド、ブラジルなどの二酸化炭素排出の扱いにどのような事情があったのか。京都メカニズムとは何か。排出権がヘッジファンドに目を付けられたのはなぜか。排出権購入による直接的な見返りは何か。なぜ、日本ではバイオエタノールガソリンを扱う気もなく、減反を強制して、高値のついた粉の原料をアメリカから輸入し続け、食糧不足を嘆いているのか。「レーゲンの砂時計」にへばりついたものはストックに過ぎない。「フラット化する世界」が流行るのはわかるが、地球環境との観点で考えなくてよいのか。

 著者は最後に、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんの4R(reduce, reuse, recycle, repair)を示し、日本語独特の「もったいない」を紹介して締めくくる。

目次、章節。索引なし。参考文献あり。ひもなし。カラー写真3枚入り。
10 人中、4 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
環境問題とそれに関わる経済を同時に学ぶ 2007/12/04
何かと騒がれている環境問題。
関連書籍も数多く出版されていますが、その中でこの本は、「地球温暖化ガス」にスポットを当てて書かれています。

「京都議定書ってなに?」
「温暖化ガスってどんなものがあるの?」
「温暖化による地球への影響は」
「世界では温暖化についてどのように考えているの?」

以上のようなことに少しでも疑問を感じた人であれば、興味深く読むことができると思います。
この著者は他の出版書でも同様ですが、起承転結がしっかりと書かれています。
したがって、非常に納得できる論理展開がなされています。


温暖化を防ぐには、経済的インセンティブが必要であると著者は言っています。
まったくその通りであると納得してしまいました。
環境問題だけでなく、その題材を経済に結びつけて書かれており、すばらしい内容です。

しかしながら、話の中で著者の前著が幾度と無く紹介されており、なんとなく宣伝のようで残念です。

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目からウロコなエコの授業目からウロコなエコの授業

立山 裕二, 発売日:2008/07/25
とても判り易いです。 2008/11/02
普段、私たちが疑問に感じている事等を紹介しながら、対話形式で説明している所は他の書籍では見られない斬新な感じがします。
また、とてもかみ砕いた説明は初心者にも大変わかり易く私が自信を持ってお勧めします。

目からウロコなエコの授業
3 人中、2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なんといっても分かり易いんです 2008/09/18
最近、色んな情報が溢れてて、
一体、何を信じれば良いのか、どれが正しいのか?

混乱するばかりの「環境問題」を
非常に分かり易く、説明してます。

豊富なデータ、
ポジティブ・マインドな発想、
具体的な行動の提案。

エコの辞書or教科書として、
持っておく便利です。


3 人中、2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
実生活で役立つヒントが満載です! 2008/09/16
中学生に理解できるように工夫されていますので、とても分かり易い内容です。

しっかりとしたデータをもとに、地球の現状が説明されています。

また、私たちが環境のために日々できることは、どういったことなのかを随所で教えてくれています。

読み終えた後は、楽しみながらエコ生活を始めたくなるはずです♪
3 人中、2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
錯綜する情報で混乱した頭がスッキリする本! 2008/09/09
最近、「環境問題はウソが多い」と聞いて混乱していたのですが、読み終わる頃には
霧が晴れるように頭の中がスッキリしました。まさに目からウロコ!
環境問題に関する情報が分かりやすく整理されていて、いろんな視点でエコを
考えられるようになりました。前半では科学的知識が、後半では生き方や心のあり方が
紹介されていて、実にバランスの良い本だと思います。
プロローグの「怒りではなく、感謝の気持ちで行動する」という一節に、ドキッと
させられ、環境問題にポジティブな姿勢で取り組もうという勇気が湧いてきました。
3 人中、2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
何が大切なのか教えてくれる本 2008/09/08
環境に関する本はたくさん出版されていますが
この「目からウロコなエコの授業」はそのなかでもひときわ読みやすくかつ
的確に書かれている本だと思います。
また「環境」というものへの捉え方が広い視野で書かれていて
とかく専門的になりすぎて現状からズレてしまっている著書から一線を画していると
思います。
著者の立山さんの柔らかな感性が光るこの本は
地球環境を深刻に考えるがあまり暗い気持ちになってしまう方達を
「ホッとさせてくれる」本だと思います。


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資源クライシス だれがその持続可能性を維持するのか?資源クライシス だれがその持続可能性を維持するのか?

加藤 尚武, 発売日:2008/07/01
4 人中、2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
最近の資源をめぐる諸問題を考えるのに最適な本である 2008/08/23
 7月に開催された洞爺湖サミットでは何も決まらなかったといっていい。
 あえて評価するとすれば、わが国における環境意識が、かつてないほどに高まったことであろうか。

 本書は、その表題のとおり、石油・金属・食料などの地球資源を巡る諸問題と解決策についての著者の考察である。

 「資源は枯渇する」という前提に立って考えれば、このままでは近い将来人間文化(文明といってもいいかもしれない)は崩壊する。そのために必要な「持続可能な」資源管理とはどういうことなのか深く考えさせてくれる本である。

 本書はただの資源問題を述べているのではない。
資源をめぐる人間の根源〜「なぜ資源国は、貧困から抜け出せないのか。
また、現代文明は、不必要な消費をあおることによって、繁栄が謳歌される仕組みになっているのではないのか。」という疑問を投げかけ、今の経済システムそのものを見直す機会と提言してくれる。

 この中で触れられている、厳格に森林管理をしてきた徳川幕府と厳しい森林管理(資源管理といってもいい)から逃れることが近代化として捉えていた島崎藤村の「夜明け前」の話はまさに今に通じる話である。
これからの世界は、あの見事な森を守った江戸時代に見習う必要があるのではないか。

 著者は言う、「2005年の人類の石油消費量を全部穀物でまかなおうとすれば、今の47倍の地球が必要だ。人類が生き延びようとするためには少なくとも現在のエネルギー消費量の60%まで落とさなければならない。」

 われわれが将来の子供たちのために、100年、200年先を見据えて考えた場合、本書のような考察が非常に重要なものになる。
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ゴアxボノ「気候危機」「超貧困」 (CDブック、ダボス会議スペシャルセッション) (多聴ライブラリ)ゴアxボノ「気候危機」「超貧困」 (CDブック、ダボス会議スペシャルセッション) (多聴ライブラリ)

アル・ゴア,ボノ, 発売日:2008/10/11
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フリードマン、ダボス会議に出現 2008/12/01
通訳学校の演習で環境問題ネタが取り上げられるというので「環境話のノリ」に慣れておこうかと購入しました。ダボス会議ってどんなもんやろ、と興味がなくはなかったのと、有名人二人が登場するというのが「買い」の後押しになり、よく見ずにレジに。そしたらビックリ、司会がトーマス・フリードマンなんですよ。『The World is Flat』において「最近の僕の最高の情報源はファンドマネージャーたちだ」と自慢し、「市場こそ究極の参加型民主主義」と後世に残る(残してやる…)台詞を吐いた男。「流行りモンは全て正しいと心の底から信じる」という幸福なミーハー体質によってピュリッツァー賞を三度も受賞したニューヨークタイムズ紙の有名ジャーナリストである男。サブプライム危機後、達者にしているかなー、と懐かしんでいたらば、環境問題(←流行りモン)の新作を上梓なさり、ダボスのゴア×ボノ対話で司会なんかしていました。
対話の中身に関しては、「こんな巨大な問題を前にしては無力感しかありません」としか。有名人のお二人は清潔な人物なんだろうと思います。裏のない方々というか。清潔で真摯な男二人が一生懸命になっている姿は清々しい、という感想しかありませんでした。功成り名を遂げ、老後の蓄えの心配などともとっくに無縁になった人間が辿るべき正しい道筋がここにあります。
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地球温暖化は止まらない地球温暖化は止まらない

デニス・T・エイヴァリー,S・フレッド・シンガー, 発売日:2008/02/29
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ロンボルグの方がおすすめ 2008/09/15
論旨:温暖化は地球の大きなサイクルの中で起こっている、現代人が経験しているような気温変化は(人類誕生後も)過去何度も何度もあった、人類は今回の比較的マイルドな変化にも対応できる、というもの。

論旨はOK。賛成。しかし、語り口はねばっこくていやな感じ。こんな物騒な記述もある。

<では、低地の島々についてはどうだろうか? ツバル国民は一万一千人しかいないのだから、移住は大した手間ではない---とはいえ移住が必要になったら残念ではあるが。でもツバル国民のほうがむしろそれを望むかもしれない。> (p.122)

ってこんな簡単に移住ができるならパレスチナ問題なんて起こってないぜ。特に最後の一文が気分悪いね。望まないでしょ。ヒトラーかスターリンのような発想ですな。

ということで、こういう軽薄な箇所を削って出して欲しかった一冊。

* 実際には、本書でも他の本でも言われているが、今後一世紀の海面上昇は極めて限定的で、15センチメートル程度と予測されている(アル・ゴアは数メートルの上昇をいろいろかき集めて「調達」しているが、かなり蓋然性は低い)。ツバルでも、100年くらいは、護岸とかの非気候的方策で対応が可能。
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主流温暖化論者からの反論を待ちたい 2008/03/31
昨今姦しい地球温暖化論への、気象学者による痛烈な反論。

趣旨は、近年観察されている温暖化は人為的な二酸化炭素排出によるものではなく、
自然の気候変動周期によるものである、ということ。
そのことを得られる限りの証拠を挙げて、徹底的に論証しています。ここは、温暖化
論争の政治的局面を超えて、学問の推論というものを見せつけられるようで、非常に
エキサイティング。その論証の経緯で、人為的な二酸化炭素排出による温暖化論へ
の、学術的レベルの反論にとどまらぬ、痛烈な批判を展開しています。

温暖化によるメリット(農業生産とか増えるかもよ、など)も証拠を踏まえて提示し、
人為的に如何ともし難い温暖化をなんとか抑止・防止しようとする方向でリソースを
使ってしまうような方策への重大な疑義を提示しています。

温暖化しているという観測の科学的根拠に疑問を持つ立場の人にも、それでもなんで
も温暖化自体は(人為的な理由によるのであれなんであれ)してるっぽいッスよ、という
ことで、新たらしい観点からの証拠を調べられるので重要な一冊かと。
それでもなんでも、やっぱ温暖化はなんとかしないとヤベェんじゃねぇの?という立場
の人にとっても、あり得べき学術的論争とは如何なるものかを目の当たりにする意味
でも、読んで損はないと思われる一冊です。

最後に、やっぱシミュレーションは、その結果を実際の観測結果と照らし合わせること
によって、当のシミュレーションの前提となった変数や変数相互の関連性を検証し、そ
の検証の結果としてより実態に近いであろう仮定を導くための、そのプロセスのひとつ
の構成要素ないしはひとつのツールなのであって、扱える情報量や計算速度がどんど
ん向上することが望ましいことは間違いないにしても、あくまでシミュレーションの結果
をそのまま正しい予測と考えてしまうのは、でっけぇ誤謬なのでありますな。
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地球温暖化「自然説」の代表的著作 2008/03/18
この本は、幅広い領域を丁寧に調べてあります。
巻末の参考資料も充実しています。
優れた「地球温暖化についての辞典」になっています。
また内容も、「エネルギー問題と人類の関係」まで及んでいます。
主張は違いますが、同じ翻訳者の『環境危機をあおってはいけない』ロンボルグ・著(文藝春秋)
と併読すると、マスコミの偏った報道と違う情報を得ることができます。
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マスメディアが絶対に言わない事実 2008/03/18
自然界のメカニズムは、現代の科学をもってしても、まだまだ未知なことに溢れている。
わたしたちは、例えば「雲」ひとつとってみても、それがどのような因子によって変化し、結果どのような影響を導き出すのか、ほとんど分かっていない。
だから、いくらコンピュータが高性能化しても、それはどこまでも予測値の域を出ない。だから、50年後100年後の気温のシミュレーションも、精度という観点からみると絶望的ですらある。それは科学者であれば、温暖化危機説の人も懐疑派の人も同じである。
シミュレーションはあくまでも参考のひとつであり、だからこそ、世界で観測されているさまざまな現象を、ひとつひとつ正確に解析していく必要がある。
本書は、地球温暖化危機説を支えるさまざまな要素を、マスメディアが報じない事実を多数含みながら、丁寧に検証していく。
環境憂慮の言説は、ときとしてヒステリックであり、非科学的である。
地球温暖化というテーマを、もう一度「科学」というスタートラインに戻って考えることは、無駄な努力ではない。
本書は、その一助となるに違いない。
場合によっては、年間1兆円もの温暖化対策予算を、医療や福祉に移行した方が良いかもしれないのだ。
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微妙なライン 2008/03/14
 本書で著者達のグループは、地球温暖化は地球の1500年周期の流れの一つで心配することはないといっている。またその裏づけと、温暖化は大変だというグループの矛盾点を指摘して一冊に仕上げている。
 私は本書には否定的な立場を取りたい。なぜなら、デング熱は北上をし続けて、台湾まで進入しているし、スーパーコンピューター、地球シミュレーターがかなり正確な近未来予想を出しているからである。もちろんこれも一つの考え方だと思うが・・・。
 世の中が以前と比べて住み辛くなってきているのは、無軌道な開発の産物である。だから、今こそ修正の時期ではないだろうか?そういった意味での温暖化対策は人類の一つの行程であるので歓迎すべきものであると思う。本書等により、その人類の努力に水を注されたくはない。
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最新CSR事情―共存を考える企業の責任と貢献最新CSR事情―共存を考える企業の責任と貢献

末吉 竹二郎, 発売日:2008/11/07

BlogTV SP(Aug) 環境問題のウソ 武田邦彦 1of5
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